原子力システム研究開発事業

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平成17〜19年度採択課題事後評価の結果

原子力システム研究開発事業 −特別推進分野−
事後評価総合所見

評価の概略
研究開発課題名(研究機関名):
TRU燃料集合体組立時の燃料バンドル冷却評価技術の開発
(ニュークリア・デベロップメント株式会社)
研究期間及び予算額:平成18年度〜平成21年度(4年計画) 370,001千円
項目 要約
1.研究開発の概要  らせん状に巻かれたスペーサワイヤ付燃料集合体を対象とした数値解析コード開発知見を活用し、発熱を伴うTRU燃料集合体を空気冷却しながら組立てる工程での、燃料ピンバンドル内の温度分布を予測可能な解析手法を構築し、TRU燃料集合体組立時の燃料バンドル冷却評価技術を開発する。
2.総合評価 A
  • 当初予定した成果を挙げたと評価できる。
  • 実機フルモックアップ燃料バンドル試験装置等を用いて過渡変化時の温度データも含む有用な実験データを得ることが出来た。実験データに裏打ちされた燃料バンドル冷却評価ツール(サブチャンネル解析コード)を予測目標精度(±5℃)で構築することが出来たことは評価できる。
  • TRU燃料集合体組立時に燃料の除熱が可能であることを確認できたことから、実用化に向けての重要なサジェスションを得ることが出来た。被覆管温度の制限値200℃(定常時)、300℃(冷却停止時)に対する余裕が定量的に把握できている。
S)優れた成果を挙げ、実用化に向けた研究開発の進展に貢献した。
A)相応の成果を挙げ、実用化に向けた研究開発に反映した。
B)相応の成果を挙げているが、一部の成果は得られておらず、その合理的な理由が説明されていない。
C)一部についてのみ相応の成果を挙げている。
D)成果の多くが得られていない。

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